末尾ルコ 芸術と革命、そして最高を目指す介護日誌

言葉を磨くことは、人生と人間を磨くことに直結します。映画、文学、音楽・・・芸術は人間の可能性を広め、深めます。共に戦いましょう!山田姉妹、ミシェル・ウィリアムズ、レア・セドゥ、ももクロ、桜井日奈子ら、現代のミューズたちを賛美します。要介護3の母と生きています。介護、そして医療現場と、「言葉」「芸術」の関係を語ります。

映画『破線のマリス』について

黒木瞳が主演の『破線のマリス』っちゅう映画、2000年公開なのでもう20年前なのか。 『破線のマリス』、黒木瞳がいいです。 原作は人気小説だということだけど、わたし読んでないので比べられない。 おそらく原作をかなり端折っているのだろうなとは思…

シルヴィア・クリステルが日本に膾炙した時代

『エマニエル夫人』は1974年の作品で、シルヴィア・クリステルはおそらくアラン・ドロン以降、日本で最も知られたフランス映画女優だったかもしれない、あの当時。 クリステルはオランダ出身だが、いかにも「フランスっぽ」かった。 カトリーヌ・ドヌーヴも…

「好奇心」ルイ・マル監督

「好奇心」ルイ・マル監督 この作品は1971年のもの。徐々に母親に対して性的関心を募らせ、とうとう近親相姦にいたるストーリーだが、反省も抒情もない登場人物たちは、2000年代の日本人に似てなくもない。知的キャパシティ以外は。

「ドレスデン、運命の日」 ローランド・ズゾ・リヒター監督 平板なメロドラマ、平板な演出・・と思っていたら、ドレスデン空爆が近付くあたりから俄然おもしろくなってくる。見事な画作り。フリードリヒの絵画にも似て。

「28日後...」ダニー・ボイル監督

「28日後...」ダニー・ボイル監督 ちょっと呆れるくらいよくできた作品。ホラー、アクション、音楽、デカダンス、そして光と影が見事に交錯しながら経過していく。 「ドレスデン、運命の日」 ローランド・ズゾ・リヒター監督

わたしの読書法の一つ

例えばわたしにとって、アルチュール・ランボーやボードレール、フランソワ・ヴィヨンなどの詩人、あるいはギュスターヴ・フローベル、ジェラール・ド・ネルヴァル、ユイスマンスとかまあエミール・ゾラとか三島由紀夫とか、はたまた宮沢賢治とか、一度読ん…

要介護3の母、最近のベスト1映画。

わたしの母は要介護3で自宅で暮らしていますが、最近観た映画で一番気に入ったのが『運命の女』です。素敵でしょう?はい、母自慢です。

●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌225日目~WOWOWドラマ『有村架純の撮休』で「悪夢の快感」とは?~「日本のテレビ」と「視聴者」の特殊事情。

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、社会観察」 5月16日(土)手術後419日目 退院後225日目 「夢」のお話をしたけれど、WOWOWドラマ『有村架純の撮休』でおもしろいエピソードがありましたのです。 『有村架純の撮休』とは、突如撮…

●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌223日目~ブルボンの『レーズンサンド』、あるいはタカキベーカリーの、あるいは『ガトーレーズン』。~アリ・マッグローの少ないフィルモグラフィ。~介護現場に映画鑑賞を!

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と食の話題」 5月14日(木)手術後417日目 退院後223日目 ブルボンの『レーズンサンド』が美味しいんです。 価格を考えれば、これはとてつもない美味しさかもしれません。いや、味覚はあくまで個…