2022-01-01から1年間の記事一覧
黒木瞳が主演の『破線のマリス』っちゅう映画、2000年公開なのでもう20年前なのか。 『破線のマリス』、黒木瞳がいいです。 原作は人気小説だということだけど、わたし読んでないので比べられない。 おそらく原作をかなり端折っているのだろうなとは思…
『エマニエル夫人』は1974年の作品で、シルヴィア・クリステルはおそらくアラン・ドロン以降、日本で最も知られたフランス映画女優だったかもしれない、あの当時。 クリステルはオランダ出身だが、いかにも「フランスっぽ」かった。 カトリーヌ・ドヌーヴも…
「好奇心」ルイ・マル監督 この作品は1971年のもの。徐々に母親に対して性的関心を募らせ、とうとう近親相姦にいたるストーリーだが、反省も抒情もない登場人物たちは、2000年代の日本人に似てなくもない。知的キャパシティ以外は。
「ドレスデン、運命の日」 ローランド・ズゾ・リヒター監督 平板なメロドラマ、平板な演出・・と思っていたら、ドレスデン空爆が近付くあたりから俄然おもしろくなってくる。見事な画作り。フリードリヒの絵画にも似て。
「28日後...」ダニー・ボイル監督 ちょっと呆れるくらいよくできた作品。ホラー、アクション、音楽、デカダンス、そして光と影が見事に交錯しながら経過していく。 「ドレスデン、運命の日」 ローランド・ズゾ・リヒター監督
例えばわたしにとって、アルチュール・ランボーやボードレール、フランソワ・ヴィヨンなどの詩人、あるいはギュスターヴ・フローベル、ジェラール・ド・ネルヴァル、ユイスマンスとかまあエミール・ゾラとか三島由紀夫とか、はたまた宮沢賢治とか、一度読ん…